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2022

22KUL Emotion #53 大西達貴


三年


三年だった、何を続けるにしても三年しか続かなかった。幼いころからサッカー、バスケ、卓球、高校から始めたバドミントンもどこか飽きてしまい三年程しか続かなかった。おまけにどれもお遊び程度のもので試合はいつも一回戦、二回戦負けだった。そして少しも悔しくなかった。


大学に入り、新歓で面白いスポーツを見つけたラクロスだった。とても魅力的で四年間飽きずに続けられそうと思い入部を決心した。


二回生と三回生の初めはOFのA‘、Bを行き来していた。このままだとOFでA固定にはなれないことはわかっていた。しかし、運よく先輩からDMFにならないかと話をうけ、より試合に出られそうでチームに貢献できるDMFを選んだ。



明らかに実力不足だった。



Aチームについていけるほどのパスやキャッチの技術、足の速さもなかった。何より最悪だったのがそれを初めは改善しようとしたが、途中から成長がとまり思うようにいかず試合にも出られなくなり自分から腐っていってしまい改善をあきらめてしまったことだった。


そのままシーズン終盤にさしかかり試合にも出られない、腐ってしまったことを相談する勇気もない、ましてはやめるという決断もできない、とても陰鬱な気分だった。結局またサッカーやバスケと同じように自分のやる気は三年間しか続かないのかと思っていた。


そんな中シーズンラストの立命館戦もちろんいつも通りベンチで試合を眺めていた。結果は負けだった。


試合に少しも出ていないのにすごく悔しかった。


試合に負けたことも悔しかったがなにより、初めAの試合に出られるチャンスをもらい、結局リーグ戦でほぼ出場せず、最後ベンチで自分がいるはずのポジションにほかの人がいる試合をただ眺めている三回生の半年近くをドブに捨てた自分が一番悔しかった。


そこでの悔しさから自分の弱点を多少なりとも改善し、今年の開幕戦ではくしくも相手は立命館しかも会場も同じヤンマーフィールド長居、そこではスタメンでグラウンドの芝を踏むことが出来た。結果は勝ちだったすごくうれしかった。


今も実力十分とは到底言えない


でも常に改善する取り組みを怠らず、三回生の悔しさを必ず忘れずにチームに全力で貢献する。


最後に

家族にはいつも感謝しているので特別書きません。ありがとう。

三回生の時に気にかけてくれた先輩、同期のみんなには本当に感謝します、おかげで今もKULにいることが出来ています。ありがとう。


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