“日本一になりたい”
なんて、言えなかった。
入部してから今日まで、幾度となく耳にした“日本一”
見た目で鎧を被っていても、中身はビビリな自分にとって、その言葉は重かった。
その言葉を耳にするたび、自分がここにいていいのかと、心が押しつぶされそうになった。
逃げ出したいと思ったこともあった。
でも、今、KUL生活4年目を迎え、最後のブログを書いている。
今、1番に思うのは
“30期で日本一になりたい”
数年前には、心から言えなかった言葉を今では胸を張って言える。
そう思わせてくれる同期に出会えたことは、間違いなく私の人生の財産です。
この部活をしていると、自分自身と向き合う機会が多く、どんどんどんどん自分が嫌いになっていくこともありました。
都合のいい言い訳をして仕事を後回しにする自分。PLが望む知識や言葉を与えられない自分。些細な一言を気にしすぎる自分。
自分がここにいる意味があるのか、どん底まで落ち込み、泣きながら同期と電話したこともありました。
しんどかったことなんて山程あるけれど、それでも、この4年間は楽しかった。
そう思える4年間を過ごせただけで、自分がKULで生きる道を選んだのは間違いなかったんだと思えます。
今年、自分に任されたFrTR育成という大仕事。
これまで以上に大変な日々が待ち受けているのにも関わらず、KULに居続ける選択をしてくれるみんなに私たちが残すことができるもの。
それがなんなのか、日々考えてきました。
それは、勝ちにこだわり、日本一を追い求め続ける姿なんだと、今は思います。
最後に、これまで私に関わってくれた方、支えてくれた方、全ての方々に感謝します。
本当にありがとうございました。
2019.4.16
この日から私の頭から離れないのは
駒沢のベンチに立つ自分の姿
これまでの人生、自分が思い描けた未来の多くを叶えてきたと思ってます
そんな私が4年間思い描き続けた最高の未来
叶わないわけがない
そう強く信じて
最後まで走り続けます
2022/08/31 下屋茉莉