ラクロスが楽しい
当時はそれだけの理由で入部を決めた。
みんなと農Gに行き、練習をして、一緒にご飯を食べ、遊んだ。めちゃめちゃ楽しかった。
1回生、ウィンター決勝リーグを前に足首の靭帯を断裂した。復帰には半年以上を要した。ウィンター決勝リーグでプレーするみんなが羨ましかった。
正直楽しくなかった。
2回生の途中からラクロスをできるようになって、逆にその面白さを強く再確認した。
コロナによってグラウンドで練習できない時期もあったが、公園を探してみんなと練習するのも楽しかった。
3回生ではAチームの練習に入れてもらえて、自分なりに考えて取り組んでいるつもりだった。
つもりになっているだけだった。
去年リーグ戦、最後の試合に出させてもらったが、ミスを恐れて何も出来ないまま時間だけが過ぎていき、先輩たちを引退させてしまった。
4回生、新チームとなった後、戦術について話し合った。今度こそチームの力となれるよう、真剣に話し合った。話し合いの中でラクロスの面白さがさらに分かった。ラクロスは入部当時想像していた数倍面白い。
段々とプレー中にみんなのイメージが重なりつつあるのが実感できた時はたまらなく気持ちよかった。
今リーグ戦は4戦目を終えた。
まだまだ技術不足で迷惑をかける場面も多い。
だが、みんなで協力して点をとる今のチームが好きだ。
こんないい仲間たちに出会えて本当によかった。
少しでも長くこのチームでプレーしたい。もっとラクロスを楽しめる。そのためにも、もっと上手くならなくてはならない。
WRITER:飯泉春哉