カズから薄っぺらい紹介をされて少々ショックでした。
どうも、ふらみんごです。
カズの紹介を頼まれましたが、どう書いてやろうかと悩みましたね。
カズはとてもいいやつです。ラクロスもうまいし、顎が長い上に、時間も空間も部員に分けてくれます。そういう人柄の良さのおかげで、最近春が到来したと聞いています。なぜもっと詳しく紹介しなかったのか不思議です。
こんなもんですかね。異論は受け付けません。
さて、僕の地元が佐賀県なのは周知の事実ですが、kulはおろか、京大全体ですら同胞を見ませんので、ここらで佐賀県の紹介でもしようかと思ってました。しかし、前日に#54のビアンコさんに、「地元系のネタってありきたりなんだよな~」と圧力をかけられたので、仕方なく私の母校、佐賀西高校の日常でも紹介します。
佐賀北や佐賀東と間違える人がいますが、全く違うので気を付けてください。もともとは佐賀高等学校という超がつくほどのマンモス校だったのですが、60年ほど前に3校に分裂した感じで、佐賀城に対してだいたい、東西北とあるからそう名付けられてます。
通称は西高ですが、kulでは都立西高校組が圧倒的なので、佐賀西と言わないと抹消されてしまいます。しかし、このブログは私の独壇場なので、以降、西高と書きます。
〇西高の特徴その1
「佐賀城が数百メートルの距離にある」
今の佐賀城は、日本でも数少ない、城の本丸(住むところ)を復元した場所です。なので、かっこいい天守閣やしゃちほこは存在しません。本丸を囲う石垣の方が高いまであります。西高は佐賀城の水堀の中にあるので、少々特殊な立地になっていて、住所にはなんと「城内」の文字が使われます。水堀の中には、佐賀県庁も美術館・博物館もあって、まさに佐賀県の中心的な場所にあります。

佐賀城本丸歴史館
〇西高の特徴その2
「佐賀平野を一望できる」
長崎の山や坂だらけな印象に引っ張られがちですが、私の生活エリアの佐賀市は、とにかく平たいです。福岡県民は筑紫平野とも言いますが、佐賀平野がだだっ広く、広がっています。
実家の近く(平野の中だと山に近い方)
おまけに、高い建物も佐賀駅周辺に少しだけある程度なので、視界も良好です。西高生は、佐賀県庁が佐賀で最も高いと地理教員に教わります。
なんと60m弱です。
特に西高から見て南側の景色が壮大です。眼前には有明海が広がります。関西や関東と違って空気がいいので、有明海を挟んで直線距離にして54km離れた長崎の雲仙岳が見えます。調べたらこの距離が見えるのは異常透明といって非常に澄んでいるらしいです。スゴイ!
〇西高の特徴その3
「ファイアーストームがある」
特徴その1もその2も、これを語るための文字稼ぎに過ぎません。ファイアーストーム(炎嵐:えんらん)とは、9月頭の西高祭という学校祭の前夜祭として行われる行事で、他校にあるようなキャンプファイヤーとは一味も二味も違います。
今の西高の校歌や応援歌に加え、旧制高等学校の校歌や寮歌など、炎を囲みながら計15曲を歌い、グラウンドを駆けます。
ちなみに、参加は”男子生徒のみ”で、かつ強制ということで、僕の代で第76回を迎えていますが、時代の波風を受けて毎年のように継続が危ぶまれています。
この行事は、実は7月から始まります。全校の男子生徒を体育館に集め、ストーム委員長をはじめとする3年生のストームリーダーから歌詞冊子が配られます。覚えて来いよということです。覚えないとあとで終わります。
8月末の始業式の日から、いよいよ本格的な「歌唱指導」が行われます。始業式から西高祭が終わるまで授業は一切行われません。応援団の応援練習やクラス展示の時間などありますが、男子生徒はその裏で、「歌唱指導」を受けます。
1,2年生が体育館や、校舎の渡り廊下にズラーっと並べられて、太鼓に合わせて声が枯れても歌います。歌詞や音程を間違えたら、ストームリーダーにガン詰めされます。暴力はないですが、複数人に囲まれる時もあります。僕の部活の同期は、先輩含め7人くらいに詰められて号泣していました。遠くから見えてましたが、さすがにえぐかったですね。この練習が、1日に30分×4回の一週間ちょい行われます。
さらに終盤になると、陣形練習といって、炎天下の中、大円陣や二重円陣など、数曲ごとにグラウンドで櫓を中心に走り、陣形を変える練習があります。
ここまでだと、ただの地獄ですが、曲を覚えて、でかい声で歌っていればいいわけです。みんな曲を覚えてくると、リーダーも指導することがなくなって、1,2年生に曲の音頭を取らせたりしだします。
そして、ついに本番を迎えるわけですが、ストームリーダーは袴に身を包み、生徒は学ランを着て夕方のグラウンドに集います。生徒は櫓と火が付く前の炎心があり、それを大きく囲むようにしてリーダーたちを待ちます。ファイアーストームというだけあって、聖火があります。聖火を運ぶストーム幹部が全力で皆の周りを走ったのち、点火することでいよいよストームが始まります。
当日は、生徒もリーダーも歌って踊ってバカ騒ぎします。仲間と先輩と声が出なくなるまで熱唱して、陣形移動で走りまくります。炎に灯油をかけたり、薪をぶち込んだりする時間もあります。その時の炎の燃え盛り方たるや、言葉では言い表せません。練習のしんどさを忘れるほど最高過ぎて、当日の記憶は飛びます。経験していない人には、この感覚はわからないでしょう。

今や全国にストームが残っているのも数校ですから、kulの皆さん、西高で高校生活やり直してください。この伝統がずっと続いてほしいものです。
あと、私はこう見えて、第76回炎嵐の委員長を務めていました。
指導する側としても本番の熱狂は比類なきものです。誰も知らないでしょうが、僕のお気に入りは「旅順高寮歌」です。
ぜひ一回聞いてみてください。
長くなりましたが、次のブログは敏腕manegerのコロです。あだ名の由来はコロコロチキチキペッパーズでしたかね。コロの母校の伝統や特徴は何ですか?教えてください!

