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2026

26KUL Emotion MG 中根実穂

「試合で活躍できることがPLのモチベーションなら、MGのモチベーションは何なのか」


「担当したPLが復帰することがTRのやりがいなら、MGのやりがいは何なのか」



「MGである自分」にどこか違和感を感じていた1回生の頃は、こういったマイナスな問いがずっと頭にあった。







「日本一」を本気で目指しているこの部活に憧れて、

強い部活なら支える側でも十分楽しいだろうと夢見て、

MGになることを決めた。



自分の性格とMG仕事の不一致を気にし始めたのは、サマー頃だっただろうか。


誰よりも自主練に行って、誰よりも上手くなることが部活の楽しみだった中高時代と比べて、「チームを支える」「縁の下の力持ち」の仕事は、自分に合わないと感じ始めた。

自ら選んだ道だから、どんな仕事も受け入れなきゃいけないのに、マイナスな思考がずっと渦巻いていた。





「MGはチームの勝利に貢献できるのだろうか」


ウィンターで予選負けして、もう一つマイナスな問いが生まれた。

これだけ自主練に励んでいたPLでも難しいのに、MGの立場から何ができたのだろう。


ずっと答えが出なかった。



シーズンが変わり辞めていく同期を横目に、

「自分で決めたことを途中で変えるのは自分らしくない」という意地だけで、続けた。

惰性で続けることはしたくなかったから、

「この先、モチベーションとかやりがいについて考えるのはやめよう」

「負の感情を持って部活に臨むのはやめよう」

と腹をくくった。


3年半を思い返しても、1回生冬のこの時期に自分を奮い立たせたのは、良い判断だった。



2回生から審判を始めた。

チームの役に立ちたいとかそういうキラキラした思いは正直なかった。

1日全てをラクロスに捧げるPLがかっこよく羨ましかったから、自分も少しはその真似をしたいと思っただけだ。


任された渉外の仕事は、絶対にミスなく真面目にやると決めた。

これもまたチームのためにというよりは、自分の「仕事してる感」が欲しかっただけだ。


どちらも、モチベーションややりがいを考えていたわけではなく、チームにベクトルが向いていない中でのスタートだった。


でも結果として、2つは部活に対する大きなモチベーションになった。MGとしてのやりがいにも繋がった。

審判は、得た知識をPLに少しでも還元できることが楽しくなったし、

渉外は、トップリーグの運営も担当でき、今年は主務として部の土台となれた。大げさだが天職だと感じた。



チームに目を向けられるようになったのは結果論だが、それはそれでよかったと思うようにしている。








「MGはチームの勝利に貢献できるのだろうか」


4回生になっても、この問いの答えはわからなかった。

それどころか、10/12の同志社戦で引退してから、もっとわからなくなった。


どんなに完璧なタイムコールをしても、

どんなに気持ちを込めて叫んでも、

最後はPLを信じて祈ることしかできない。


MGは、つくづく難しい立場だと思う。



ただ、


「チームの勝利に貢献できると信じて業務を全うすること」


これがMGの「義務」であることは確かだ。


全部結果論でも、良いと思う。

貢献できると信じて努力する姿勢に、自分も頑張ろうと思ってくれるPLがいるかもしれない。

貢献できると信じて努力した結果が、部をより円滑に回す手助けになるかもしれない。


自分がこの「義務」を果たせたかと言われるとわからないけれど、3年半で一番大きな気づきであることは間違いない。








3年半の記憶がどんどん薄れて美化されていくのがこわくて、このEmotionはなるべくありのままに書きました。


後輩MGのみんなは、やりたいことにたくさん挑戦して、後悔のない3年半を過ごしてほしいです。これまでありがとう。


Frコーチさん、先輩方、同期、後輩のみんな、審判で関わってくださった方々。たくさんお世話になりました。個別では伝えきれないほど感謝しています。

中でも、祥歩さん、彩鈴さん、星奈さん、遥菜さん。先輩方の背中を見るたびに、相談に乗っていただくたびに、また頑張ろうと思えていました。ありがとうございました。


そして、まひろ。

3年半、本当に本当に本当にありがとう。これ以上の言葉が見つからないくらい感謝しています。


最後になりますが、これまで34期、そして26KULを応援してくださった保護者の皆様、OBOGの皆様、顧問やスポンサーの皆様、本当にありがとうございました。

27KULもどうぞよろしくお願いいたします。



2026/10/17 中根 実穂


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