京都大学 | 6 | 7 | 日本体育大学 |
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Game Report
1Q
Bリーグ始まって以来の「学生選手権準決勝」の壁を越える瞬間を見届けようと、Aチーム、チームスタッフ、OBの方々、保護者様の見守る中、ナイターという環境も相まって、気分は自然と高揚します。開始のFOを#77鈴木(俊)がものにするも、パスがつながらず相手のクリアに。しかし#43森下のナイスプレッシャーダウンでポゼッションを奪うと、#31田口のショットがゴール!幸先の良いスタートを切ります。その後相手の立て続けのショットを凌ぐと、相手のファールによりエキストラに。しかし得点を決めることはできず、今度は京大のファールによりマンダウンとなりますが、このピンチをDF陣が耐え切ります。しかし隙を突かれて1点を返され、スコア1-1で1Qを終えます。
2Q
#19岡本のナイスフェイスオフによりオフェンス機会を得るも、#15萩原のショットは枠外、続くエキストラのチャンスも活かしきれません。しかし相手のパスミスに対し#8佐藤が素早く反応すると、G#24本村のフォローもありクリアが成功。そして#1園田のパスを受けた#88和田(一)のショットがゴール!しかしその後ポゼッションを維持できず1点を返され2-2に。ここで先行したい京大、その想いに応えて、またも#31田口が得点を挙げます!更に#91岡田のパスを受けた#22大村のショットもゴールネットを揺らし、スコア4-2とリードを保って試合を折り返します。
3Q
イリーガルクロスの使用により、3分間のマンダウンとなります。開始直後に1点を失うも、その後はDF陣の踏ん張りで追加点を許さず、ピンチを乗り切ります。その後はターンオーバーの激しい展開になり、京大も#91岡田、#45阿河らが果敢にゴールを狙うも得点に結びつきません。その後2失点を喫しスコアは4-5に。#55中野のショットなどでQ終わり際まで攻め続けるも、リードを許したまま最終Qへ。
4Q
#77鈴木(俊)が安定感のあるFOでポゼッションをもたらし続けます。更にこの日絶好調の#31田口がまたも得点を挙げます!その後#19岡本がFO後勢いそのままにショットを放つも、相手にセーブされ、逆に1点を返されてしまいます。相手のファールによりエキストラのチャンスを得ますがものにできず。その後のマンダウンの苦境は、#30山本(大)のパスカットもあり凌ぎます。しかしパスがつながらず、更に相手に追加点を許してしまいスコアが5-7となります。再びマンダウンとなりますが、#24本村のナイスセーブからチャンスを作り、#91岡田がショットを放つも惜しくも枠外。続くエキストラの状況も活かしきれません。Q残り90秒、#50下山と#30山本(大)の気迫のチェックでボールを落とし、#45阿河が4回生の意地を見せて待望のゴールを決めます!スコア6-7、Q残り10秒の場面で登場したのは、#77鈴木(俊)です。またもFOに勝利し今試合のFO勝率100%を達成するも、オフェンスに繋げ切ることができないまま、無情にも試合終了が告げられます。
一度は見えかけた「壁」の向こうの景色は、またも私達の前から消えてしまいました。しかし、「勝てたかもしれない試合」と「勝てなかった現実」との差は厳然と存在しています。この日を始まりとして、京大が悲願の学生選手権準決勝、決勝を勝ち抜き、日本一となる時まで、変わらぬご声援をいただけたらと思います。
☆得点者
#31田口×3、#88和田(一)(アシスト#1園田)、#22大村(アシスト#91岡田) 、#45阿河