京都大学 | 2 | 7 | 神戸大学 |
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1Q
既に出場が確定しているFINAL4へ向け、必ずや勝利したいリーグ最終戦。対するは今シーズンも度々試合をしている神戸大学。春のトップリーグで決勝で敗れた相手でもあり、その後の成長を見せつけなければなりません。初めのフェイスオフは#81眞鍋が押さえたものの、京大のミスを見逃さなかった相手はすぐさま攻め寄せてきます。あっという間にゴール近くへボールを運ばれ、先制点を取られてしまいます。隙を突かれたまさかの展開、落ち着いて点を返していかねばなりません。しかし先制点を機に勢いに乗ったのは相手。#88西山がナイスパスカットを見せますが、雨でグラウンドが沼地のようになる中、相手は器用にグラウンドボールを掬い、再び速い展開からランニングシュートをきめられてしまいます。このまま1Qを追われない京大は、#99石谷や#66稲垣らディフェンス陣が力強いプレッシャーダウンによりボールを奪います。ようやくオフェンス機会を得ることができるようになったものの、ミスが続きなかなか継続的に攻めることができません。そのままスコア0-2で1Qが終わります。
2Q
嫌な流れは2Qでも続きます。2Q最初の攻撃で相手のプレッシャーダウンによりボールを奪われると、そのまま相手の速攻が決まってしまいます。フェイスオファーらの奮闘は光り、#27渡辺もしっかりとフェイスオフを決めますが、相手のガッツあるディフェンスに押され、ボールをキープできません。一方相手は次々とシュートを打ってきます。安定したスタンディングシュート、そしてゴール前での連携プレーを見事に決めた相手は2点を追加。スコア0-5のピンチとなります。この辺りで得点しなければ、いつまでたっても相手のペースを崩すことができません。#6相田(凛)、#11平木らが果敢にシュートを放つものの、惜しくも枠外となります。残念ながらこのQも京大へ無得点で終わってしまい、5点ビハインドで後半を迎えます。
3Q
ハーフタイムのクロスチェックで、京大のクロスがイリーガルの判定を受けます。5点リードされている中、3分間の人数不利という、最大のピンチが訪れます。開始間もなく、相手のスタンディングシュートが決まり、スコア0-6に。それでも#52清水(大)、#75村尾(尚)らが奮闘し、何とか1失点で3分を乗り切ります。その後相手のニアシュートをゴーリー#4立花が止めクリアに成功すると、#14加藤のパスを受けた#52清水(大)がゴール前からシュートを決めます。ロングクロスを持ったディフェンス選手によるゴールで応援席は盛り上がります。待望の1点目を機に波に乗っていきたい京大。#1椎橋、#16中村(太)らがゴールを狙うも、惜しくも決め切ることができません。相手の勢いも止まることはなく、再びゴール付近からシュートを押し込まれます。スコア1-7、ここで3Qが終了です。
4Q
残された時間は15分。雨も強くなる中、応援席からは大きな声援が送られます。Q序盤は攻守を繰り返す展開に。最悪のグラウンドコンディションで相手も疲れてきたのか、ミスが目立ちます。しかし京大もパスミスなどが続いてしまいます。一時は相手のファールにより人数有利となるものの、小さなミスによりシュートチャンスを逃してしまいます。泥沼のグラウンドボール戦となったQ中盤は、両者ともに思うように攻め切ることができません。ここで京大は一旦タイムアウトを取り、最後の立て直しを図ります。そのタイムアウト後すぐでした。#33田中(義)のパスを受けた#17庄のシュートがゴール!試合時間はわずかですが、意地の1点によって流れを変えていきたいところです。しかしオフェンス陣が何度もゴールを狙ったものの追加点ならず。最後までなかなかうまくボールを繋げることができず、スコア2-7で試合終了。悔しくも白星でリーグ戦を終えることはできませんでした。
☆得点者
#52清水(大)(assist#14加藤)、#17庄(assist#33田中(義))