京都大学 | 3 | 2 | 近畿大学 |
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1Q
今年のBリーグ優勝校は三つ巴によって決まるため、この日の決勝1戦目はどうしても勝たねばならない試合。グラウンド一帯、緊張感が高まります。その緊張を破ったのが、#0荒神による先制点でした!4回生の豪快なミドルシュートが、チームを活気づけます!とは言え相手も京大の連続得点を防ぐべく、気迫のこもったプレーで攻め込んできます。Q中盤、相手にもミドルシュートを決められ、スコア1-1、振り出しに戻ります。ここで京大は早くも前半1回目のタイムアウトを要求し、流れを立て直します。その後は、両チームともに激しいディフェンスが光る展開となり、追加点ならず。同点のまま1Q終了です。
2Q
早いところ主導権を握りたい京大は、Q序盤から#17酒井や#6相田らが積極的にゴールに向かいます。相手の反撃には、ゴーリー#4堀江が好セーブを連続します。期待の2回生ゴーリー、多くのピンチをチャンスに変える、頼もしい活躍ぶりです。前日の練習で確認を繰り返したクリア、ここで躍動したのは4回生ディフェンス#26池田です。ボールを持ったままオフェンスハーフまで駆け上がると、自らシュートを放ちます。そしてここで相手のファールにより、1分間人数有利の状況に。しかしここでは得点ならず、Q終盤には今度は京大のファールによって人数振りの状況となります。両者一歩も譲らず、このQは無得点にて終了です。
3Q
前半終了間際のファールにより、後半は京大の人数振りのまま開始します。手に汗握る状況を変えたのは、2回生#64多和田の得点でした!ゴール裏からディフェンスを振り切って力強くねじ込んだシュートが決まります。それに応えるかのように、#55岡や#99馬場ら2回生ディフェンス陣も奮闘し、相手オフェンスのミスを誘います。そしてQ残りわずかで、またもや2回生が活躍を見せます。ゴール前にて#64多和田のパスを受けた#1石川のニアシュートがゴール!!応援席からも大きな拍手が送られ、スコア3-1と良い流れで3Q終了です。
4Q
Q序盤、#5飯泉のパスを受けた#12藤澤のランニングシュートが決まりますが、ここで相手がクロスチェックを申請。京大のクロスがイリーガルであったため、直前の得点は無効となり、3分間の人数不利のペナルティが課されます。ここまでの展開からすれば、2点差では心もとない状況。再びヒヤリとする展開となります。しかし緊張の3分が経過する前に相手もファールを犯し、5対5の状況となり、得点を許さないままペナルティ終了、ピンチを乗り切ります。ところがその後、京大のシュートが相手ゴーリーに阻まれると、素早い攻撃で1点を奪われスコア3-2に。来週の決勝ブロック残り2試合との兼ね合いでも、この試合は同点で終わるわけにもいきません。あと1点は確保しておきたいところですが、なかなかチャンスをつくることができません。それでもBキャプテン岡田を中心に京大ディフェンスも最後まで粘り、なんとか逃げ切って試合終了。2020年関西Bリーグ優勝まで、残すところあと1勝となりました!
☆得点者
#0荒神、#64多和田、#1石川(assist#64多和田)