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2020

#5 飯泉春哉

堀江から紹介に預かりましたはんせんです。ウインター決勝リーグ間近で左足首の靭帯を損傷し、松葉杖でウインターカップを見届けました。治療期間と自粛期間で10キロの増量に成功してしまったぼくは今ラクロスができる喜びにお腹の肉を震わせています。怪我から10ヶ月が経ち、完全復帰した今でも濡れた人工芝のグラウンドはまだちょっと怖いです。


怪我を乗り越えた男は無難に母校の紹介でもしようと思います。もう危険はおかしたくないですからね。ぼくの母校は京都からは遥か東の群馬県に位置する群馬県立前橋高等学校、略して前高(まえたか)です。県内一の進学校を自称する我が母校は明治10年創立の伝統のある男子校です。公立の男子校は全国でも珍しいらしいですね。無駄そうな古くからの慣習が今でも残っており、そのいくつかを紹介したいと思います。



①伝統のダサいジャージ

我が母校は県内一の進学校を自称しておきながら周りからは県内一ジャージがダサいと評されています。そのジャージがこちらです。


着心地も悪く、そのなんとも言えないクリーム色、このジャージのことを生徒たちはクリーム色のパジャマ、略してクリパと呼びます。おそらくブルース・リーしか着こなせません。一昔前はこの黒い線すら入ってないパジャマだったらしいです。このジャージを着ている姿から前高生を白豚と呼んで馬鹿にする文化も存在するくらいです。



②恐怖の校歌指導

前高は入学早々全員が体育館に呼び出されます。そこで行われるのは恐怖の校歌指導です。突如として鳴り響く太鼓の音に合わせてまだ数回しか聞いたことのない校歌を歌うように応援団長のような人から促されます。全員もちろんあまり歌えずにもごもごしているとオールバックの目つきの悪い先輩たちがぞろぞろと現れ、あまり歌えていない生徒に向かって罵声を浴びせながら練り歩き始めます。そこで泣いた、漏らした、倒れたなんて話も聞きますが周りをキョロキョロするだけで怒鳴られるので詳細は分かりません。校歌指導が終わるのは晩飯時も通り過ぎた時間帯、みんな死んだような顔で帰路に着くのが毎年の恒例行事です。



③定期戦

群馬県には県内一の進学校を自称する高校がもう一つあります。それは前高の永遠のライバルである高崎高校、略して高高(たかたか)です。定期戦とはその高高とバスケ、バレー、ソフトボール、陸上、綱引き、玉入れなどなど様々な競技でどちらがより優れているかを競い合う年に一度のイベントです。9月の終わりに開催されるにも関わらず練習が始まるのは夏休みからという気合の入りっぷり。その期間は高高に勝つことだけを考え、勝利、VICTORY、「V」を求めた末に当日Vカットと呼ばれる伝統の髪型にする生徒が現れます。ちなみにぼくもやりました。


左がぼくで右が兄です。次の日にはみんな坊主にしてくるので一時的に校内の坊主率が急上昇します。



なんかあまりイメージアップに繋がるようなことを紹介できなかったのですがこのあたりで締めさせて頂きます。



次は美人マネージャーのたかほです。美しさ、学力、プレーヤーと張り合うほどの体幹の強さを持つ彼女は高校時代からさぞオシャレなスクールライフを送っていたことでしょう。では、たかほよろしく〜


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