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2022

22KUL Emotion #20 佐伯拓哉


長々と文章を書くのが苦手なので、少しだけ書かせていただきます。


ふとしたとき、なぜ自分はゴーリーというポジションをやり続けるようになったのか疑問に思う。チームの勝敗に大きく影響し、ショットはあたると痛い。臆病で、意気地無しな自分には適していないポジション。


自分が止めれなかったせいで負けた試合も多々あり、ボールが自分の体の横を通ってゴールに入っていく感覚は未だに惨めで辛い気持ちにさせる。


ショットがあたり骨折したことも、日々の動作により膝に痛みを生じるようになったりもした。


それでも、不思議なことにゴーリーをやめたいと思ったことは4年間で一度もなかった。ラクロスをやめたいと思ったこともなかった。


なぜか、


ショットを止める快感を知ってしまったあの日から、自分が成長していると感じれたその日からラクロスにゴーリーという最高に楽しいポジションにはまったから。


惨めさや辛さは次の成長への燃料として、痛みは止めれたという感覚と未熟という感覚を与えてくれるものとして、自分の成長を助けてくれるものと認識できるようになった。


そうやって、自分の持つ負の側面を解消できたから、今、自分はゴーリーというポジションをやり続けている。



話は変わるが、2回生の時、DFの全体mtgで自分の理想とする試合展開はどんなものかという問いに、自分は11対10でも殴り勝つ試合が理想だと答えた。


単純に自分の実力に自信がなく、失点してもその分取り返せばいいという臆病で意気地無しな自分が存分に発揮された回答だなと今では思う。


では、今ならなんと回答するか


もちろん

1対0でも守り抜く試合


自分はゴールを決めて直接勝利に貢献することはほぼできない。しかし、点をとられないで負けさせなくすることはできる。


チームの敗北という可能性をなくすこと、それがゴーリーという直接ゴールを守るものとして、今自分にできる最大限のチームへの貢献だと思う。


もちろん一人でできるとは微塵も思っていない。チームとして連携していかなければ達成は到底不可能だ。そして、今のままじゃ達成できないだろう。だから、もっとチームとして成長しよう。


この先のBリーグ、楽な試合など一つもない。長くラクロスを続けるには勝って勝って勝ち続けるしかない。そのために俺は全力でゴールを守りつづける。でも守っているだけでは勝つことはできない。


だからみんなには全力で点をもぎ取りにいってほしい。


チームの皆で勝とう。勝って長く続けよう、この楽しい時を。


これが、臆病で意気地無しな自分の最大の決意だ。


2022/8/17  佐伯 拓哉


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