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2022

22KUL Emotion #9 田中大哉


いろんなことがあった。ほんとうにいろんなことがあった。

入部挨拶から今まであっという間といえばあっという間だったし、長かったといえば長かった。そんな不思議な感覚だ。せっかくなので自分の気持ちの整理のためにも振り返ってみようと思います。



体育会なんか入るつもりは全くなかった自分が、オーロラビジョンに映し出された新歓PVに感動し、モデルゲームで先輩たちのかっこよさに惚れ、気づけばラクロス部の虜になっていた。


1,2回生の頃を思い返してみると、楽しいからという理由だけでラクロスをしていた気がする。

上手くなるのが楽しい。30期のみんなと一緒にラクロスするのが楽しい。

それだけをモチベーションに農Gに入り浸っていたし、自粛期間も壁打ちを何時間もしていた。

自粛明けには開幕戦のベンチに入れてもらえて少しだけ試合に出してもらうこともできた。嬉しくて仕方なかった。このときはおそらく自分の最後のリーグ戦出場になるなんて思ってもいなかった。


2回生の11月8日、前十字靭帯を断裂した。

そこからは当時自分が予想していた以上に苦しい時の方が多かった。


30期がリーグ戦で活躍してるのをみると、嬉しい反面悔しくてたまらなかったし、なにより同期の活躍を素直に喜べない自分が情けなくて嫌いだった。

20KUL最後のKG戦は今でも鮮明に覚えている。最高の試合が終わりみんなが集まって喜んでるのに、その輪に入りにいくことが出来なかった。自分の無力感に耐えられなくなって涙が止まらなかった。

4回生の4月には医者に「怪我前のように全力で体を動かすことはもう厳しい。」と言われ、正直人生の中で1番心が折れかけた。

今までのリハビリはなんだったんだろう、自分は今まで何のために頑張ってきたんだろう。そもそもこんな状態でチームにいても何の役にも立てないのではないかと、自分はラクロスに向いていなかったんじゃないかと、何度も何度も考えてしまって本当にしんどかった。


けど、それでも1度もやめたいなんて思わなかった。

やっぱりラクロスが大好きだし、なによりみんなと一緒に過ごす日々はほんとうに楽しくて失いたくない大切なものだった。 

あとは、今年Bチームの人数が少ないからこそ自分が頑張って引っ張っていかなければと思えたからでもある。なんか大袈裟で自分勝手だけど自分の貢献方法を見つけられた気がして、ものすごくやる気が出てきた。


もちろんこの前の開幕戦を応援することしか出来ず、あの舞台に立てなかったことは悔しくてたまらない。

ラクロス人生に後悔がなかったかと言われたら、後悔ありまくりだ。

それでも自分がチームのためにやるべきことがあると思えることは自分の中でかなり大きかった。




今は心の底から思う。


ラクロスに出会えてよかった。

30期のみんな、ラクロス部のみんなに出会えて本当によかった。

ありがとう。

そして、ラストシーズンどんな形でもいいから活躍したい。点をとりたい。勝って喜びたい。チームの役に立ちたい。




Bリーグ絶対に勝とう。

勝つことでKUL全体に良い流れ、良い雰囲気を作っていこう。

1,2回生の頃に自分が思い描いていた形とは大きく違うけれど、おれは少しでも"学生日本一"の力になりたい。




できるだけ長くみんなと一緒にラクロスがしたいよぉ!

ここからが勝負!!


最後に。


たくさん心配や迷惑をかけてしまった家族に。

支えてくれてありがとうございました。いろいろあったけどラクロス部で過ごした4年間は人生の財産となりました。最後まで楽しみながらやりきります。好きなことを好きなだけやらせてくれて本当にありがとう。


                              


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