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2025

#18 竹中寿光

こんたから紹介をいただきました、34期のPLのくれないです。僕が共感できるKULあるあるは、圧倒的に②のどこでもクロスもっていきがち、ですね。なんならクロスがないと落ち着かないまであります。

ちなみに、こんたは寝癖のイメージがないと言ってくれましたが、練習前は整えているわけでもないので縮毛とれてるときとかはクセが出ちゃってます。まあ、どうせメットするし。


さて、僕のブログでは毎度おすすめの本を紹介しているので今回もおすすめの本を3冊紹介させてもらいます!文学部だと言うと本を読むのかとよく聞かれるのですが、逆に本を読まない大学生がけっこういることの方が、僕としては不思議ですね。



①恋に至る病(斜線堂有紀)

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「ブルーモルフォ」という自殺教唆ゲームを巡る、2人の高校生の物語です。主人公の男の子、宮嶺は幼なじみの女の子、寄河景にずっと好意を抱いていました。しかし、なんと彼女はプレイヤーが必ず自殺してしまうという恐ろしいゲーム、「ブルーモルフォ」のゲームマスターだったのです。誰からも好かれる模範生のような彼女がなぜ、そんなことをしているのか。彼女の暴走を止めることはできるのか。景のひとことひとことに振り回されてしまう宮嶺が選んだ最後の決断とは???

そして衝撃のラスト4行で、読み手の解釈は真っ二つに割れる。


普通の高校生のはずなのに、何かがおかしい。ただの恋愛小説になりきれなかったミステリーがこちらです。物語は宮嶺視点で進むのですが、僕は最後まで景が何を考えていたのか全くわかりませんでした。正直めちゃくちゃ面白いです!!この本を読んでくれる人がいればぜひ結末について語りたいです!


②スターティング・オーヴァー(三秋縋)

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朝起きたら、時間が10年巻き戻って10歳のときの自分になっていた。普通の人だったら、一周目の人生の記憶を頼りに、過去の過ちを修正したり、願いを叶えたりするんだろう。だが、一周目の人生に十分満足していた僕は、「一周目の人生を、そっくりそのまま再現すること」にした。ところが、中学生のとき恋人になるはずだった女の子に振られてしまってから、物事は全部徐々にずれていく。すっかり落ちぶれてしまった僕はあの時の恋を追いかけて、なんとか一周目と同じ、しかもあの子が通っていた大学に合格することができた。ここから巻き返せる、そう思っていたのだけれど、大学で見かけた彼女の隣にいたのは、一周目の僕とそっくりの「代役」だった。


10年巻き戻ったら何をするか。夢のある話ですね。誰しも、あのときああしとけばよかったとか、あれをしなければよかったとか、そういう後悔を抱えていると思います。これから起きることを言い当てて、神になったりもできるのではないでしょうか。

しかし主人公が選んだのは、一周目の再現と失敗。2周目の僕の完全上位互換である「代役」から、彼女を取り返すことはできるのか。

読者に語りかけるような文体と、鮮やかなタイトル回収が見どころの作品です。ぜひ読んでください!!


③どちらかが彼女を殺した(東野圭吾)

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妹を殺された兄、和泉は殺害現場から証拠を単独で押収し、自ら犯人の足跡をたどる。容疑者は元恋人の男と、妹の親友の女性の2人に絞られた。決め手が見つからないなか、練馬署の加賀刑事は、兄の行動を見抜き、ついに犯人を突き止める。はたして、あなたにどちらが犯人かわかるだろうか?


東野圭吾さんのミステリー小説です。この小説の特徴は、最後まで犯人が明言されていないことです。つまり小説を読みながら、読者が自分で推理していくという仕組みになっているのです。かなり難しいですが、注意して読み進めれば、どちらが犯人かわかるはず。ぜひ挑戦してみてください!



というわけで、僕のお気に入りの3冊を紹介させてもらいました。気になる本がある人は、いつでも貸すのでぜひ僕に声をかけてください!


次は34期ゆるかわATのえござるです。えござるは好きな小説とかありますか??多分ないと思うけど一応質問しておきます。


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