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これしかない。初めてフェイスオフというものに触れたとき、そう思った。自分が今後ラクロス部で生き残る道はこれしかない、と。思えばなぜ自分がラクロス部に入部したのか自分でも分からない。ラクロスの競技性に強く惹かれたわけでもない。学生日本一という目標に憧れたわけでもない。まして、体格も体力もない自分には不向きとさえ思った。案の定心配事はその通りとなり、楽しみややりがいを見出せず、すぐに部活を辞めたく...
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2022年10月12日


私は別に、日本一になりたくてKULに入ったわけじゃない。なんとなく。それが私の入部理由だ。新歓の日にちを間違えて偶然見学することになった男子ラクロス部が、なんとなく楽しそうで、なんとなく輝いて見えて、直感だけで決めた入部だった。そんな考えで入部した私だったので、Fr時代はただただ部活を楽しんで過ごした。目の前の試合に負けたくないという気持ちこそあれ、日本一など意識できたものではなかった。上回になると...
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2022年10月9日


"学生日本一"この目標はただ単に受け継がれてきたものなのか。それとも俺たちが自分の頭で考えぬいてだした答えなのか。どこからが自分の思考なのか。自分の考えていることは本当に自分が考えだしたことなのか、ただの受け売りではないのか。"いいDFとは何か”"自分は何故日本一を目指しているのか”こういった問いかけたちに、常にそういう考えが付きまとってきた。そしてどんな答えを出してみても、いまいちどこかで見たような...
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2022年10月8日


重要なことは理解しているつもりだった。目標がなんであれ、同期の誰より、自分よりラクロスに打ち込んでいる全国のどこかのライバルよりも練習すること。適切な方向に努力をすること。ラクロスはスポーツだから、いがみあってやるより、楽しんでやる方がいいだろうということ。周りの人に感謝すること。まだまだあるかもしれないが、早めに気づいたつもりだった。これらを念頭に努力を続けるだけだと思っていた。だが、自分の...
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WRITER:豊田樹
2022年10月6日


2021年11月3日 ヤンマーフィールド長居試合終了のホイッスルが鳴り、目の前で先輩方の4年間が幕を閉じた。悔しさも悲しさも湧き上がってこなかった。空虚だった。先輩方が涙を流しながら引退していくのに。3年間、苦労に苦労を重ねてきたのに。何もできず負けたのに。戦いを終えた先輩方、同期、必死に応援していたベンチやスタンドのメンバー、、ありとあらゆるものが遠い存在に感じられた。思えば自己完結の努力ばかりで...
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2022年10月4日